令和4年3月の定例会において、半田市議会はロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議案を可決した。提案者の竹内功治議員は、ロシアの行動を国連憲章に違反する重大な主権侵害であると非難し、国際法に基づく適切な対応を求めた。議会は、賛成者全員の賛同を得て決議案を通過させ、その意義を強調した。
続いて日程第2では、久世市長の令和4年度施政方針に対する各派代表質問が行われた。市長は、新型コロナ対策や経済見通し、未来の半田市を見据えた戦略について述べた。ここでは、特にSDKsとも関連するテーマが取り上げられた。
また、各議員からの質問も多岐にわたった。特に、健康増進事業や市民協働の進め方、市庁舎や公共空間の活用に関する具体的な提案が数多く発表された。水野尚美議員は、公共空間の利活用に向けた提案をし、図書館や博物館の価値を高めるための施策を要望した。
議会の進行にあたっては、公共スペースの定期的な利用促進や、市が主導するマルシェなどのイベントが市民に与える影響についても討論され、市民の意見を反映させる重要性が確認された。最終的に、公共施設や地域の公園がどのように市民にとってより魅力的な空間となるかが、今後の大きなテーマとなることが合意された。