令和2年3月、山梨市議会の定例会が始まり、市長・高木晴雄氏が出席した。
新型コロナウイルスの影響が懸念される中、議案の審議が進みました。議案第1号の山梨市教育ゆめ基金条例について高木市長は「教育事業の推進の為、寄付金を積み立て、未来を担う子供の育成に寄与する」と説明。
議案第2号の山梨市高校生等医療費助成金支給条例についても、「高校生の医療費を一部助成することで、健全な育成を図る」という趣旨が伝えられました。これにより、保護者への経済的負担軽減が期待されるとされています。
堅調な経済指標が示される中で、議案第6号である牧丘町総合会館設置及び管理に関する条例改正は、地域活性化と市民サービス向上の鍵を握っていると市長は強調しました。「市民の皆様に愛される施設作りに邁進する」と述べ、地域資源の活用を図ります。
さらに、会期は3月24日までの27日間と決定され、今後の議論に向けた基盤が整えられました。議案の詳細は常任委員会に付託され、さらなる審議が進む見込みです。議場は真剣な議論で満たされ、市民に寄り添った施策推進が図られています。
新型コロナウイルスに対する市の対策も話題に上り、高木市長は「市民が安心して生活できる環境づくりに取り組む」との考えを示しました。市は、正確な情報伝達と予防対策の啓発に力を入れます。
地方財政を巡る現状と新年度予算案にも言及。高木市長は「厳しい財政状況を踏まえつつも、子育て支援やインフラ整備を優先し、未来志向の施策を進めていく」と決意を明らかにしました。市民のニーズを反映する制度への取り組みが期待されます。