令和4年10月26日、都留市議会臨時会が開催された。
本会議では、令和4年度の一般会計補正予算案や監査委員の選任に関する議案が審議されることとなった。出席した議員は16名であり、議長の天野利夫氏が会議の開会を宣告した。
まず、一般会計補正予算案(第6号)について市長の堀内富久氏が説明を行った。新型コロナウイルス感染症の影響により、経済状況の厳しさや物価高騰が続いていることを指摘。対応策として、補正予算案を今年度の歳入歳出に3億362万9,000円を追加する案を提出。このうち、7,881万7,000円はマイナンバーカード取得者への現金給付に充てるとし、生活支援のため様々な支援金を給付する旨を述べた。
次に、監査委員の選任について提案された議案が挙げられた。堀内市長は、以前の監査委員である小俣義之氏が退職し、その後任として藤本明久氏の選任を求める考えを示した。議会からも同意が得られ、全体会では異議なく進められた。
この日は、臨時会の会期も1日限りと決定され、出席議員の協力の下、議案は可決された。その後、臨時会を無事に閉会し、議長は出席した議員への感謝の言葉を述べた。今回の議会では、コロナ禍における市民生活や経済の支援策の重要性が再認識され、今後の施策に反映されることが期待される。