令和5年12月26日に開催された富士河口湖町議会定例会は、各議案についての審議が行われ、重要な補正予算が可決された。
その中で、特に注目されたのは、議案第109号「令和5年度富士河口湖町一般会計補正予算(第8号)」である。この議案は、歳入歳出それぞれ1億7,442万6,000円の補正を行い、総額149億7,395万9,000円となる。政策企画課長、清水勝也氏は、旧精進小学校の雨漏り修理について、地域の活性化にも貢献すると説明した。
さらに、福祉推進課においては、住民税非課税世帯への7万円の給付金支給に関する事業が含まれている。この事業は、国が全額負担し、物価高騰による経済的負担を緩和することを目的としているとのことである。補正予算には人件費や消耗品費、給付金振込手数料等の具体的な支出が明確にされ、町民の福祉向上につながると期待されている。
また、今回の定例会では、教育委員会や公平委員会、各種財産区管理委員の選任に関する同意案も可決され、新たな委員が決定された。町長、渡辺英之氏は、各委員の選任が町の運営にとって重要であると述べた。
最終的に、住民からのあらゆる意見を端的に吸収し、議会改革を進めることが求められている。このように富士河口湖町議会は、今後も地域の安定と成長を目指した取り組みを続けていく姿勢を示した。