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鶴岡市、第2回臨時会で補正予算を可決、条例改正を審議

鶴岡市は1月29日に第2回臨時会を開催し、新型コロナワクチン接種準備のための補正予算を可決。条例改正も審議。
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令和3年1月29日に開催された鶴岡市議会第2回臨時会では、主に3つの議案が審議された。

最初の議題は令和2年度鶴岡市一般会計補正予算(第11号)である。この補正予算では、総額5,017万4,000円の追加支出が計上される。

市長の皆川治氏は、「新型コロナウイルスワクチン接種の体制整備のための経費が含まれる」と述べ、具体的にはワクチン接種の準備経費と医療従事者向け接種経費が盛り込まれていることを説明した。

また、昨年12月に発生した豚熱への対応に対し、スムーズなワクチン接種を推進するための経費も含まれ、一般会計の予算総額は957億8,619万4,000円となる。補正予算については、議会運営委員長の尾形昌彦議員が、委員会への付託を省略する提案し、異議なしに可決された。

次に、鶴岡市藤島総合交流促進施設と櫛引温泉入浴施設の設置及び管理条例の一部改正について議論が交わされた。産業建設常任委員長の五十嵐一彦議員は、「新型コロナウイルス感染拡大等による入浴利用者の減少」に言及し、料金の収受方法を改める必要性を訴えた。

この条例改正では、地元密着型組織による運営を計画しており、経営の安定化を図る目的で、料金制度を見直すことになった。関係者と話し合いを重ねつつ、新たな方向性を模索する意義を強調し、「健康福祉増進に向けた実施を検討する」との見解が示された。

市長は、条例改正により地域住民の参画が進むと期待し、「運営組織との協議を元に、持続可能な運営を実現する」と語った。議会では、条例改正について多様な意見が飛び交い、最終的に可決され、地域密着型の新たな運営体制への期待が寄せられた。

今後、鶴岡市では新型コロナウイルスワクチン接種に向けた準備が進むとともに、地元施設の運営見直しによる地域活性化に向けた取り組みが継続される。

議会開催日
議会名令和3年1月鶴岡市議会第2回臨時会
議事録
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