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鶴岡市議会、新型コロナ対策予算を削除

鶴岡市の臨時会で新型コロナウイルス対策の補正予算が訂正され、キャッシュレス事業が削除された。
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令和3年7月29日に開催された鶴岡市議会臨時会では、一般会計補正予算の訂正が議題となった。特に注目されたのは、新型コロナウイルス感染症対策の一環であるキャッシュレス促進事業の予算削減についてである。

総務部長の佐藤光治氏は、予算特別委員会で否決された経緯を説明。キャッシュレス促進・消費喚起事業に計上されていた予算が、支援が公平でないとの議会の指摘を受け、削除されることとなった。

議会内ではこの決定に対し、議員から様々な意見が出された。16番の五十嵐一彦議員は、訂正の理由に疑問を投げかけるだけでなく、実施時期に関する問題にも言及した。特に、他の経済支援と一緒に提案されている保育料軽減の事業が重要視され、キャッシュレス事業が優先されなかった可能性を指摘した。

議長の本間新兵衛議員は、出席者に対して空調に関する注意を促しながら会議を進行させた。議会内の討論では、中沢洋議員が反対の立場を明確にし、キャッシュレス促進事業が中小事業者の支援に重要であると強調した。

また、昭和32年の経済状況と比較しながら議論を交わしたが、他の議員たちは市の責任感を強調し、不透明なまま進められた提案に懸念を持っていたようである。

最終的には、改訂された補正予算について賛成多数での承認が下され、附帯決議案も全会一致で可決される結果となった。これにより、鶴岡市議会は今回の臨時会での議案すべてを議了した。今後の経済支援が如何に行われるかが注目される。

議会開催日
議会名令和3年7月鶴岡市臨時会
議事録
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