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鶴岡市、補正予算767億超 市民支援の方向性を強調

鶴岡市議会定例会が開会、767億超の一般会計補正予算を提案。市民支援策やワクチン副反応見舞金制度の検討が焦点に。
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令和4年12月の鶴岡市議会定例会が始まり、議題として多岐にわたる補正予算が協議される。

本議会では、一般会計補正予算として767億9,144万6,000円の予算が提案された。市長の皆川 治氏は、原油価格の高騰や物価上昇に伴う生活支援策や、子育て世帯への経済的支援が重要と強調した。新型コロナウイルスの影響により、市民生活は依然として困難な状況にある中、市は迅速な対策を講じる必要があると述べた。

また、新型コロナウイルスワクチン接種の進捗も報告され、接種率が高まりつつある一方で、副反応の報告も相次いでおり、議員からは見舞金制度の検討を促す意見があがった。特に愛知県や市川市のような独自の救済策を導入することで、より市民の安心につながるとの指摘があった。

続いて、個人情報保護法施行条例についての議論が行われた。市はデジタル化の進展に伴い個人情報保護の重要性が増す中、地域の実情に即した運用を目指す方針を示した。ただし、プライバシーの保護と情報の流通のバランスを保つことが求められる。

その後、若者の意見を取り入れる意義を強調し、第2次鶴岡市総合計画の見直しに対する市民参画の強化が重要であるとの認識が示された。具体的にはオンラインプラットフォーム「Decidim」が提案され、市民がより参加しやすい環境を整える方向性が確認された。

以上を通じて、議会は市民生活に寄り添い、適切な政策を実行すべく協議を進めていることが浮かび上がった。市民との対話を重視し、より良い街づくりに向けた具体的な施策に期待が寄せられる。

議会開催日
議会名令和4年12月鶴岡市議会定例会
議事録
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