令和2年3月10日の定例会では、重要な予算案が審議された。
今回は、令和元年度の一般会計や特殊会計に関する補正予算案が主な議題となった。
出席した市議会議員は全員で、議長の本間新兵衛議員が開会を宣言した。委員長の菅原一浩議員による報告により、議第1号から議第3号までの補正予算案が可決された。特に、一般会計の補正については、前年度比で大幅な変更があることが示された。市長の皆川治氏は、予算に関して訂正があることを認めお詫びの言葉を述べた。これにより、正確な数字の重要性が再確認された。
また、議長は会議の開始にあたり、東日本大震災から9年を経過することに触れ、犠牲者への哀悼を示すために黙祷を捧げることを提案した。全員が黙祷を行うことで、改めて震災の記憶と復興への思いが強まった。
今定例会では、議会審査の透明性が高められ、全員参加での採決が行われた。特に、議論においては反対意見がなく、賛成の議員が全員起立するという形で可決された。今後は、運営側からの要請により、会議が休会に入ることが予定されている。市民に最良のサービスを提供するための財政運営が進められている。
来る会議では、これまでの議論を踏まえてさらなる議案が提出される予定であり、今後の動向が注目される。市議会は、透明性を保ちながら市民に対して責任ある議論を続ける意向を示している。