令和2年11月26日に鶴岡市議会臨時会が開催された。
本会議では、職員の給与改定や会期の決定が主な議題として取り上げられた。議事は、会議録署名議員の指名に始まり、会期の決定へと進んだ。
会期は、本日1日限りと決定され、特別な理由により臨時会が招集されたことが承認される。その後、市長の皆川治氏が発言し、議題にある職員の給与改定について説明を行った。
皆川市長は、「職員の給与改定は、人事院と山形県の勧告に基づいて行われるものである。」と述べた。特に、期末手当について、12月支給分から引き下げる措置が行われることを明らかにした。引下げ分については、再任用職員を除く一般職職員の期末手当の支給割合が0.05月引き下げられる。
その後、総務部長の高橋健彦氏が議第98号の詳細を説明し、県と同様に職員と特別職の期末手当を引き下げる内容を報告した。この改正により、一般職職員の期末手当の支給割合は、令和2年度は1.3月から1.25月へ、令和3年度以降は1.275月に見直される見込みである。
高橋部長は、「今回の改正は、県からの勧告を受けたものであり、全ての職員に適用されることになる。」と強調した。その後、質疑応答に入り、議員からの質問が行われたが、特に大きな異論は出なかった。
続いて、賛成討論および反対討論が行われた。最終的には、原案の通り可決される運びとなった。
この臨時会での議決は、12月の給与支給に影響を及ぼすため、迅速な処理が求められていた。これにより、鶴岡市は円滑な給与支給を目指す方針を示しており、今後も市民サービスの向上に寄与することを期待される。
今期の臨時会は、午前10時に開会し、11時11分に閉会した。