令和3年1月14日、鶴岡市議会は臨時会を開会し、重要な議題を扱った。
本会議では、議長が本間新兵衛議員により進行され、欠席者はなかった。この日、重要な議題の中には、一般会計補正予算が含まれており、特に気象災害対策が注目された。市長の皆川治氏は、1月7日からの暴風雪や大雪による影響を報告し、被害に遭った市民へのお見舞いの意を表明した。特に、除雪の事故による事故者の報告があり、深い悲しみを伝えた。
皆川市長は、会議を通じて新型コロナウイルス対策の一環である「小規模事業者新しい生活様式対応支援事業」の補正についても言及した。特に年末最終週の駆け込み申請が多かったため、予算を再度審議する必要が生じたと説明した。今回の一般会計補正の規模は8億8,640万円を追加し、予算総額は957億3,602万円となる。
具体的な補正内容としては、支援事業の補助金を4,340万円増額し、除雪作業における委託料などを8億4,300万円追加することが示された。総務部長の高橋健彦氏は、このような措置が早急な支援につながると強調した。
また、議会運営委員会による協議の結果、会期は本日1日限りに決定。本会議では、議第1号の補正予算案が全議員の賛成により可決された。これにより、市は迅速な対応が求められる状況に備えることとなる。除雪に関する今後の見通しについても高橋氏は言及し、気象状況を注視する意向を示した。
議会は、これらの議案の審議を全て終了し、鶴岡市民の生活環境を守るための重要な施策が、さらに推進されることが期待される。