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菊川市議会、補正予算可決と新委員任命で市政運営を強化

菊川市議会は令和5年度補正予算を可決し、新農業委員会委員を任命。市政をさらに強化する方針を示した。
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令和5年6月23日、菊川市議会では、令和4年度の一般会計決算報告及び令和5年度補正予算が審議された。

長谷川寬彦市長は、令和4年度菊川市一般会計歳入歳出決算の見込みについて報告した。総額217億1,756万4,954円の歳入と、209億9,227万9,053円の歳出が見込まれている。また、繰越明許費を除いた実質収支額は6億2,670万6,408円となり、前年度比で6.9%減少していると指摘した。

続いて、日程第2の議案第48号、令和5年度菊川市一般会計補正予算が議題となった。総務建設委員会の西下敦基委員長が審査結果を報告。予算案は原案通り可決され、議会の了承を受けることになった。

さらに、日程第3では、議案第53号が審議された。こちらでは、菊川文化会館の舞台照明負荷設備改修工事の電気工事請負契約が提案され、質疑なしで原案通り可決された。

続いての日程では、令和5年度の菊川市農業委員会委員の任命議案が上程された。長谷川市長は16名の委員について任期満了に伴う新任を提案した。平均年齢が62.8歳であると紹介され、質疑では織部光男議員が若い人材の重要性を強調し、スマート農業の視点からの意見を述べた。

さらに、環境資源ギャラリーに関する請願が採択されることとなった。この請願は新廃棄物処理施設整備検討委員会の提言を実現させることを求めており、市民の声として重要な一歩とされている。

一方で、住居確保困難者の救済やコロナ禍、物価高騰による企業救済、生活困窮者への経済対策、所得向上といった陳情は全て不採択とされた。委員長たちはそれぞれ、国や市が実施済みの支援策や、財源確保の難しさなどを理由に採択には至らなかったことを説明した。

最後に、静岡県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙が実施され、選挙結果が報告された。投票は17名の議員によって行われ、鈴木喜文議員が14票を獲得し当選した。

今会議は閉会となり、議長の山下修議員へ挨拶が行われ、長谷川市長が市政運営への感謝の意を表した。

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議会名令和5年6月菊川市議会定例会
議事録
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