菊川市議会での一般質問では、地域おこし協力隊の活用や深蒸し菊川茶の海外進出に向けた展望が議論された。生産者や茶商メーカーとの連携、及び海外販路開拓の具体的な施策が求められている。特に、地域おこし協力隊の採用実績や報償費の設定についての検討が進められている。
須藤議員は、深蒸し菊川茶の海外需要の高まりに鑑み、さらなる販路開拓を強調した。特に、台湾市場へのアプローチや、農林水産省の支援策を活用した事業が重要であると述べた。本年のインスタグラム広告やPR施策の効果も評価され、今後はより多様な市場でのプロモーションが計画されている。
農業と産業支援センターについては、新しい人材を地域に呼び込むため、産業支援センターの役割が重要であると議論された。農業従事者へのマッチング機能が中心になる見込みで、デジタル人材との連携も求められている。農業支援策の実施に当たっては、地域の課題点をしっかりと把握し、ニーズに合った形での施策が必要である。
最後に、子どもと若者の参画が市政にどのように生かされているかについても触れられ、各種プログラムが進行中であることが確認された。市としては、こども若者が自由に意見を表明できる場を増やし、フィードバックも重視していく方針が改めて示された。今後の具体的な施策にも期待が寄せられており、行政がより柔軟な姿勢で若者の意見を受け入れていく重要性が強調された。