令和4年6月に行われた菊川市議会定例会の内容が、重要な情報として報告される。
会議では、会期の決定や各報告が行われ、長谷川寬彦市長は改善点について言及した。
特に、水道水の断水や水圧低下問題への謝罪が強調され、この事例が市民に与えた影響を真摯に受け止めた。
この問題は、東名高速道路側道沿いの水道管破損に起因しており、迅速な復旧が行われたことが報告された。
長谷川市長は、新型コロナウイルスに関する最新情報も提供した。市立総合病院での感染者発生が確認されたことから、院内クラスターが発生したと報告。
感染症対策として、病棟の経過観察や新規入院の停止を行っている。
また、自宅療養支援事業の延長が決定され、柔軟な対応が続けられる。
一番茶の状況についても報告され、今シーズンの生育が順調であったことが伝えられた。
前年比で荒茶の生産量が120%に達するなど、茶業界の活況が見られ、地域との連携も強化されている。
続いて、議案に関する説明が行われ、菊川市の税条例や都市計画税条例改正が議題に上った。
これらの議案は、専決処分として承認が求められるものであり、市長が詳細説明を行った。
特に、一般会計補正予算に関する議案では、住民税非課税世帯への臨時特別給付金などに必要な追加経費が承認された。
最後に、市有財産の取得として、高規格救急自動車の買換えについて提案があり、必要な議決が求められた。
今回の会議では、多岐にわたる議案の審議が行われ、さらなる市の発展に向けた具体策が示された。