令和4年12月菊川市議会の定例会が開催された。
議事は複数の議案の審議に移り、地方公務員法の改正に伴う条例整備や、予算補正が重要なテーマとなっている。特に、議案第59号では、今年度の一般会計補正予算が審議された。補正額は2億1,490万円で、予算総額は218億890万円に達する。
長谷川 寬彦市長は新型コロナウイルスの感染を経て戻り、会議で市民や関係者にお詫びを述べた。市長は「台風15号による被害を早期復旧させるため、補正を行う」と強調した。
また、市長は物価高騰に対する支援策もお伝えし、電力費や食料品価格の影響を受ける市民を支援する意 場を示した。予算案には、生活態度に関わるスピード感を持つことが求められている。
続いて、議案第60号から第65号までの各補正予算も提案された。これにより、歳入歳出にそれぞれ5億6,260万円を追加し、一般会計予算を223億7,150万円に引き上げることが目指されている。各事業の財政支援が重要だとされている。
特に、医療や介護の分野では追加の施策が取られるため、予算は計画的に運用される必要がある。市民の生活を守る観点から支出の効率化や効果的な資源投資が求められる。
その他にも、静岡県市町総合事務組合に関する議案が上程され、粘り強い協議が求められている。解決に向けては、各地方公共団体とのさらなる協力体制が不可欠だとされている。
今定例会の会期は12月22日までの24日間であり、重要な議案の審議が続く見通しだ。市長は、自身の体調の影響を気にしつつ、市政運営に全力で取り組む意向を示した。