令和3年6月14日に、菊川市議会の定例会が開催された。
この会議では議案について活発な議論が行われた。議案第26号から議案第28号までの専決処分の承認については、質疑なしで進行し、全会一致で承認された。
長谷川寬彦市長は議案第33号の手数料条例の一部改正について説明した。この改正は、行政手続における個人を識別するための番号の利用に伴うもので、個人番号カードの再交付に関する定数を廃止する必要があるためだ。
また、議案第34号については、小笠南小学校の校舎に関する耐震補強と大規模改造のための建築工事請負契約の締結が提案された。予定価格が1億5,000万円以上のこの工事については、議会の承認が必要とされている。
会議の冒頭では、長谷川市長が新型コロナウイルス感染症に関する報告を行い、感染者が確認された職員が勤務中に常にマスクを着用していたことを述べた。保健所による調査も実施され、他に濃厚接触者はいないことが確認された。
本日の議事はスムーズに進行し、最終的にすべての提案が適切に処理された。次回の会議は6月24日を予定している。議長の松本正幸氏が最後に散会を宣告し、参加者の協力に感謝の意を示した。