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菊川市議会、コロナ対策で補正予算などを可決

菊川市議会は令和3年6月定例会でコロナ対策として補正予算を追加し、新たな条例改正を提案した。
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令和3年6月、菊川市議会の定例会が開催された。

会期は6月1日から25日までの25日間に決定された。出席議員は17名で、欠席はなかった。

開会にあたり、松本正幸議長が改めて議会参加者に感謝を述べた。続いて、会議録署名議員の指名、会期の決定が行われた。特に、会期は異議なく承認され、6月25日までと確定した。

長谷川寬彦市長は、新型コロナウイルスの感染が全国的に広がっている状況を報告した。市内でも先月に13名の感染者が確認され、感染防止対策の徹底を求めた。さらに、ワクチン接種の進捗についても述べ、高齢者を対象にした接種の予約が8,770名分あり、今後も接種を進める意向を表明した。

報告第5号では、令和2年度の一般会計予算繰越明許費について、相羽康一郎財政課長が説明。続いて、報告第6号では、有限会社菊川生活環境センターの経営状況について、杉田憲彦環境推進課長が説明を行った。

日程第5において、議案第26号から第28号の専決処分の承認が求められた。

その中で、議案第26号は、令和3年度菊川市一般会計補正予算(専決第1号)であり、コロナの影響で低所得者支援が必要となり、経費4,880万円を追加する要求があった。

また、議案第29号では、職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正が提案された。これは国の行政手続き見直しに沿ったもので、署名手続きの簡略化を狙った改正であるとされた。

更に、議案第31号では令和3年度一般会計補正予算(第2号)が提案され、歳入歳出それぞれ9,430万円の増額が行われることになった。

議案第32号、消防署配置救助工作車の買換えに関しても説明が行われ、老朽化した車両の新たな取得を議会で可決する必要があるとされた。

最後に、コロナ禍対策に関する陳情書が取り上げられ、この件は総務建設委員会に付託されることに決定した。これら一連の議案はおおむねスムーズに進行したという印象を持たれている。

会議は全ての議題を終了し、6月10日に次の会議が開催されることを告げ散会した。

議会開催日
議会名令和3年6月菊川市定例会
議事録
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