令和4年6月菊川市議会定例会が開かれ、複数の議案が審議された。
議案第25号から第27号までの専決処分については、質疑がなく一括承認された。
議案第25号は菊川市税条例の一部改正で、議案第26号は都市計画税条例の一部、議案第27号は国民健康保険税条例の一部をそれぞれ改正する内容である。
全議案が賛成多数で原案通り承認される運びとなった。
次に、議案第29号令和4年度菊川市一般会計補正予算については質疑なく委員会付託が決定された。
これにより、予算の内容は特別委員会での厳正な審査を受けることとなる。
続いて、議案第30号、市有財産の取得に関する議題が上程された。
消防署の高規格救急自動車の買換えについて、質疑がなく採決の結果、原案通り可決された。
さらに、議案第31号と第32号は、それぞれ小学校の耐震補強工事と文化会館の音響設備改修に関する請負契約が提案された。
長谷川寬彦市長は、耐震工事の必要性や予算の承認を求める説明を行った。
この際、予定価格が1億5千万円以上であるため、議会の承認が必要であることが強調された。
請願については、新たな廃棄物処理施設整備に関する請願書が提出され、教育福祉委員会に付託されることが決まった。
これにより、地域の廃棄物処理問題への取り組みが進められることが期待される。
今会議の最後に、松本正幸議長は次回の会議日程を告知し、会議は散会となった。