令和2年第8回吉川市議会定例会は、令和2年12月11日に開かれ、議員の一般質問が行われた。
赤出川義夫議員は、吉川小学校の通学路の安全対策を求めた。
渋滞が発生する吉川橋から交番前にかけて、多くの車両が通行するため危険な状況が続いている。
赤出川議員は、通学路にグリーンベルトなど視覚的な安全対策の設置を提案した。
また、街路樹の管理についても言及し、管理費用の減少が影響していると指摘した。
市の担当部長は、街路樹の管理回数が減少した理由として、新型コロナウイルスの影響や作業日程の調整などがあったと説明した。
また、都市計画道路越谷吉川線についても質問があり、信号機設置の必要性が再度提起された。
市長は、越谷吉川線の工事の進捗に応じて、様々な交通対策を引き続き協議すると述べた。
成本直寛議員は、道庭地区の生活環境保全に関する意見を表明。特に大型商業施設の建設がもたらす影響や、冠水対策の重要性について強調した。
市は、道庭地区への影響を最小限に抑えるため、適切な対策を講じる意向を示した。
松崎誠議員は、江戸川堤防強化等の事業について質問し、特に交通渋滞問題に関して取り組みを強調した。
市は、野田橋周辺の混雑解消のために、交通信号や歩道の整備を含む改良など、さらなる措置を講じる考えを示した。
さらに、稲垣茂行議員は、コロナによる臨時休業要請の経緯や、教育委員会との連携を強調した。
教育長は、学校の再開に向け、地域や保護者との連携を強化し、子どもの健康と教育を優先した取り組みが進められていることを述べた。
これらの一般質問は、今後の市政運営において重要な課題に対し、議員間で活発な意見交換が行われたことを反映している。特に、安全対策や生活環境の保全、災害対策など、市民の暮らしを守るための施策が求められている。