令和5年12月1日、吉川市議会は第5回定例会を開会した。
本会議では、提案された23件の議案について審議が行われる。市長の中原恵人氏は議案の提案理由について説明し、各議案が市民生活にどのように関連しているかを詳細に述べた。
議会運営委員長の中嶋通治氏は、議会運営の報告を行い、今後の会期日程について説明した。会期は本日から12月15日までの15日間と定められ、議案は各委員会に付託される。
特に注目されるのは、第62号議案である「吉川市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正」である。この改正は、行政手続を円滑に行うためのものであり、子ども医療費の支給において個人番号を利用することが含まれている。
第65号議案も関心が集まり、「吉川市重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部改正」では、障がい者福祉にさらに対応できるよう、該当施設の範囲を拡大することが盛り込まれている。