令和4年2月7日に開催された吉川市の臨時会では、新しい議長と副議長が選出されたことが主な焦点となった。
この会議で、加藤克明氏が議長に選出され、稲垣茂行氏は副議長として選任された。議長の辞職願が提出され、即座に承認された後に選挙が行われ、加藤氏が11票を獲得し、当選を果たした。議長に選出された加藤氏は、「公平・公正な議会運営に努める」との意気込みを示し、今後の活動に向けた意欲を語った。
副議長の選挙では、降旗聡氏と稲垣茂行氏が同票となったためくじ引きでの決定となった。結果、稲垣氏が副議長に選出された。彼は「公平・公正な運営に努める」と述べ、市民の期待に応える決意を表明した。
臨時会ではさらに、常任委員会委員や議会運営委員会委員の選任が行われ、これに対する異議もなく、全ての決定が承認される形でスムーズに進行した。このように、新体制の下で議会が再編成される中、市長の中原恵人氏も出席し、議会運営の円滑さや新型コロナウイルス対策についても言及した。
また、報告第1号及び第2号の専決処分の承認についても行われ、児童手当の仕組みを使った給付金の見直しについても議論が交わされた。特に、臨時特別給付金の対象となる世帯については、詳細な検討が必要とされ、今後の対応策に期待が寄せられている。
議会では、投票結果が報告され、全ての議案が賛成全員で承認され、円滑な議会運営が行われていることを確認しつつ、地域の課題に取り組む姿勢が強調された。これから新しい体制で吉川市の発展に向けて、一層の努力が求められるだろう。