吉川市議会の定例会が令和5年6月6日に開かれ、さまざまな議題が議論された。本会議では特に国民健康保険税の制度改正や移動式排水ポンプの取得プランが注目を集めた。
まず、国民健康保険税に関しては、遠藤義法議員が質疑を行い、地方税法改正に伴う限度額の引き上げが必要だと述べた。
さらには、「被保険者間の公平を確保するための必要な措置である」と健康長寿部長の小林以津己氏が説明した。
また、移動式排水ポンプの取得については、防災力強化を図るための設備整備としてのお話しがあった。伊藤正勝議員は、新たに購入するポンプの能力と設置場所について質問し、都市整備部長の竹内栄一氏が新ポンプの排水能力について詳しく説明した。
加えて、第35号議案や第39号議案においても工事請負契約が締結されることが決定された。この契約には、地元業者の育成への影響が懸念される中、市内業者への入札機会拡大についても議論がなされた。\n
補正予算(第3号)についても、生活者及び事業者への支援が強調された。今回の補正予算は、特に新型コロナウイルス対応や物価高騰を背景にした施策であり、住民や事業者への影響を緩和することを目指している。