令和5年9月吉川市議会定例会が開催され、各議案が審議された。
第44号議案「吉川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」が提出され、質疑は行われなかったが、議長の確認により委員会付託を省略して採決が行われた。すべての議員が賛成し、原案通り可決された。
続いて、第45号議案「吉川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」に関する質疑は行われず、同様に委員会付託を省略され可決された。全員の賛成が得られた。
議案第48号「吉川市災害派遣手当等に関する条例の一部を改正する条例」も同様に質疑なく、全会一致で可決。議長は移行の円滑さを強調した。
その後、第58号から第61号議案までの補正予算に関しては質疑が行われなかったが、各案が委員会に付託されることが決定された。これにより、各常任委員会での詳細な審査が期待されている。
特に注目を集めたのは第43号議案であり、稲垣 議員が質問を行った。脱炭素社会に資する法律改正に伴う容積率及び建ぺい率の緩和措置について、具体的な求められる内容が質疑された。
稲垣 議員は、「市の条例の一部改正内容を確認する」と述べ、エネルギー消費性の向上に寄与する外壁の必要性について具体的に問うなど活発な議論が行われた。この議案は、建設生活常任委員会に付託された。
次回の日程では、歳入歳出決算の審議が予定されており、各議員からの一般質問も行われることが発表された。市民の関心が高まる中、引き続き市政運営に関する議論が期待される。