令和元年9月5日に開催された吉川市議会において、平成30年度の決算審査報告が行われた。
特に第67号議案である一般会計歳入歳出決算の認定が重要視され、監査委員による報告が提出された。
大泉將平代表監査委員は、一般会計及び特別会計の審査を実施した結果、法令に準拠した適正な処理であることを認定した。
一般会計の歳入決算額は369億6,773万4,000円、歳出決算額は358億5,421万9,000円である。
前年と比較し、歳入は55億9,992万9,000円の減少、歳出も54億5,372万5,000円減少する結果となった。
また、自主財源は53.3%を占め、依存財源は46.7%となった。
次に水道事業会計の決算についても報告され、水道の給水人口は72,866人に達している。
しかし、配水量は786万2,618立方メートルと前年比で減少したものの、有収率は90.83%に維持されている。
また、教育振興に関する事案についても、伊藤正勝議員の質疑において、教育のICT環境の整備や子ども食堂に関する話題が挙がり、今後の質疑でも継続して取り上げられることとなった。