令和5年第3回吉川市議会定例会が6月13日の午前に開催された。
本会議では、複数の議案が審議され、各議案ともに賛成多数で可決となった。
まず、第36号議案から第40号議案にかけて、各委員長からの報告が行われ、討論は行われなかった。
これらの議案については、それぞれ賛成全員で原案通りの可決が決定した。
特に、第36号議案は吉川市手数料条例に関する改正であり、今後の運営に重要な影響を与えることが予想される。
第37号議案および第42号議案においても、財産の取得や一般会計補正予算の承認が行われ、これにより吉川市の経済基盤が強化される。
請願第1号、押しボタン式信号機と横断歩道の設置を求める請願についても議題にされ、賛成多数で採択された。
この請願は、1,844名の署名が集められた大規模なもので、地域住民の強い要望を反映した形である。
林 美希議員は、請願の重要性を強調し、「市としても信号機の必要性を認識しており、引き続き要望を行うべきである」と述べた。
当請願は、県の関連事業であるため、県側の対応にも期待を寄せる形となった。
議長の松崎誠氏は、各議案の採決結果を確認し、本会議の全日程を締めくくった。
次回の会議は6月14日に開催され、一般質問が行われる予定である。