令和4年第3回吉川市議会定例会が6月9日午前9時58分から開会された。
本日の会議では、吉川市の重度心身障害者医療費支給に関する条例と、子ども医療費支給に関する条例の改正が話題となった。文教福祉常任委員会の吉川敏幸委員長は、これらの議案について討論の発言はなく、賛成全員で原案通り可決されたと報告した。
続いて、吉川市ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例についても、意見なく賛成全員で可決された。その後、工事請負契約に関連する議案が審議され、全て原案通りに可決された。特に第54号議案では、建設生活常任委員会の稲葉剛治委員長が、討論の発言がなかったと説明した。
一方、請願第2号「大字三輪野江地内の水路整備に関する請願」では、委員長の報告に続いて議員たちの討論が行われた。この請願については、悪臭や衛生問題に悩む近隣住民の実情が強調され、賛成討論がなされた。特に遠藤義法議員が地域住民の生活環境を守るため、早急な整備を求める発言をした。
この請願は、賛成全員で採択された。五十嵐惠千子議員からは、付帯意見として市全体の水路の状況を考慮しながら、地域住民との連携を図るよう求める意見も出された。一般会計補正予算についても、討論なしで可決された。
次回の定例会は、6月10日に市政に対する一般質問が行われる予定であり、今後も市議会の動向に注目が集まる。