令和4年第4回吉川市議会定例会が、9月2日に開催された。市長の中原恵人氏からは、23件の議案が提出されたことが報告されました。
会期は本日から9月26日までの25日間と決定され、議会運営委員長の松崎誠氏は、この定例会のための協議内容を示し、議案の処理方針を述べました。特に、議案の中でも人事案件となる第70号議案については、討論を省略し、即時採決を行うことが確認されました。
第63号議案から第85号議案に至るまでの各議案は、様々な条例改正と予算の補正を含みます。特に第71号議案および第72号議案においては、令和3年度の一般会計や国民健康保険特別会計の決算認定が行われ、その内容に多くの議論を呼び起こしました。会計管理者の本間廣勝氏は、歳入について詳細に説明し、市税や国庫支出金の状況について明らかにしました。
続いて、教育委員会委員の任命についての第70号議案が上程され、鈴木真理氏の後任として岡田早代子氏の任命が提案され、その人格や教育に対する識見が高く評価されました。市長からの補足説明において、公共事業に必要な補正予算も組まれており、特に新型コロナウイルス感染症対策に向けた支援が強調されました。
このように、議会では新型コロナウイルスや予算の見直しに関する議論が盛り上がり、市民生活に直結する重要な決定がなされる模様です。次回の議案質疑は、9月6日に予定されており、議員間のさらなる討論が期待されます。