令和4年第3回吉川市議会定例会が5月31日に開催された。
議会は午前10時02分に開会し、出席議員は20名であった。議長の加藤克明氏が議事を進行し、まず、会議録署名議員の指名が行われた。続いて、議会運営委員長の松崎誠氏から運営方針が報告された。
今定例会では、会期を6月14日までの15日間とすることが決定された。次に、市長の中原恵人氏が提出した16件の議案に関する説明が行われ、重要な議案が紹介された。特に、吉川市重度心身障害者医療費支給に関する条例改正および子ども医療費支給に関する条例改正については、県内全域の医療機関での現物給付化が提案された。
また、ひとり親家庭等の医療費支給に関する条例改正も行われ、受給者の自己負担金の廃止が盛り込まれた。
第53号議案では、吉川市職員の給与に関する条例の一部が改正され、期末手当の支給割合が見直されることとなった。この件については、遠藤義法議員が質疑を行い、物価高騰の中での賃金格差の問題が提起された。
さらに、第60号議案においては、令和4年度吉川市一般会計補正予算が審議された。この予算は、国庫支出金などを計上し、特に子育て世帯への支援や、新型コロナウイルスワクチンの接種関連費用が計上されている。