令和6年1月12日、吉川市議会で臨時会が開かれ、令和5年度一般会計補正予算が協議された。
本会議は午前9時58分にスタートした。
議長の松崎誠氏が議事を進行し、最初に会議録の署名議員として、岩崎小百合氏、稲葉剛治氏、中嶋通治氏が指名された。
次に、議会運営委員長の中嶋通治氏が議会運営委員会の協議結果を報告した。先に開催された同委員会では、本臨時会の会期日程や議案について協議され、今臨時会の会期は本日限りと決定した。
また、一般会計補正予算(第7号)についての説明が中原恵人市長から行われた。
補正予算には、2億8,392万2,000円が追加され、総額は278億2,610万4,000円となる。
補正予算の内容には、中小企業や個人事業主、市内農業者への支援や、住民税均等割課税世帯への給付金などが含まれている。市は、物価の高騰に対応するため支援策を展開していると強調した。
議会では、質疑も活発に行われ、遠藤義法議員が補助金の算定基準について質問し、各事業者に対する支援の実態調査についても言及した。
その後、政策室長の浅水明彦氏が具体的な支援対象や水道事業についての実施状況を回答した。
続いて、健康長寿部長の小林以津己氏やこども福祉部長の伴茂樹氏がそれぞれの施策について説明し、多岐にわたる事業が物価高騰の影響を受けていることを報告した。
会議はその後、討論を経て、最終的に全会一致で補正予算案が可決された。
これにより、吉川市は今後も市民生活を支えるための施策を進めていく姿勢を示した。
閉会は午前10時18分に行われた。