令和6年6月11日、吉川市議会は定例会を開催し、8つの議案を一括で審議した。議案の中には、家庭的保育事業に関する基準を改正する内容や、今年度の一般会計補正予算が含まれ、全ての議案で討論は行われず、賛成全員で可決される結果となった。
最初に議題とされた第31号議案では、吉川市家庭的保育事業等の運営基準に関する条例の改正が報告された。こども教育常任委員長の吉川敏幸氏は、「討論の発言はなく、委員の表決は賛成全員でした」と述べ、原案通りの可決を報告した。続く第38号議案の工事請負契約についても同様の結論となり、全体としてはスムーズに進行した。
次に、第33号議案の財産取得についての報告が行われた。建設生活常任委員長の大泉日出男氏は、特に疑問提起もなく可決されたことに触れた。各議案は、委員会の審査を経て、驚くべき一致した意見で進んだ。
続いて、工事請負契約を含む第34号および第35号の議案も一括して報告され、総務健康常任委員長の赤出川義夫氏が明快に可決に至った経緯を説明した。全ての議案で、議論は交わされず、円滑に決定される様子が印象的であった。
最後に第37号議案の一般会計補正予算について審査が行われ、委員長の報告が再度聞かれた。吉川敏幸氏は「討論の発言はなく、委員の表決は賛成全員です」と強調し、これも原案通り可決される結果となった。議会は整然とした進行を見せ、市民生活に密接に関わる案件が迅速に処理されることが期待される。