令和3年第2回八潮市議会定例会が、6月1日に開会した。
岡部一正議長は、出席議員数は21名で、定足数に達しているとの確認を行った。
議長は直ちに本日の会議を開く旨を述べた。
日程において、まず会議録署名議員の指名が行われ、矢澤江美子議員と福野未知留議員が選ばれた。続いて、会期について議題とされ、議会運営委員会委員長の小倉順子議員から報告がなされた。委員長は、会期が令和3年6月1日から6月18日までの18日間とすることに賛同を求め、異議なしとの意見を受けて決定した。
市長の大山忍氏は、新型コロナウイルス対策に関する取組について報告を行った。市長は、緊急事態宣言の影響を踏まえた感染拡大防止への市民と事業者の協力に感謝の意を示した。
また、接種券の発送状況や接種開始日について触れ、体制強化に向けた職員の増員も行ったことを強調した。今後も国や県と連携し、対策の強化を図ると述べた。
続いて、日程の4に移り、議案第44号から議案第49号までの上程が行われた。市長はこれらの議案について提案理由を説明し、各条例の改正案や工事請負契約の締結に関連する内容が報告された。特に、固定資産評価審査委員会の条例改正や、地域型保育事業の運営基準に関わる提案が重要な議題として位置付けられた。
議案の審議を経て、各議案の可決を目指していく意向が示され、議会は散会の宣告へと進んだ。議長は本日の業務を全うした旨を伝え、この日の会議を終了した。