八潮市議会の定例会が令和4年9月15日に開催された。
議題の中で、議員から防犯対策や住宅リフォーム補助金、スケートボード公園整備といった市民生活に直結する重要な質問が寄せられた。
特に、堤外の防犯対策については、篠原亮太議員が市内での不法投棄や農作物の窃盗被害の増加に対し市の見解を問うた。生活安全部の中西恵一部長は、社協や警察とも連携し、看板設置や巡回パトロールを強化していると述べた。また、農家が協力し防犯カメラ設置の促進も提案され、より効果的な対策の必要性が強調された。
住宅リフォーム補助金では、鈴木貞夫議員が制度の拡充を求めた。市民活力推進部の鈴木圭介部長は、現行の制度が高い人気を誇り、利用者のニーズに応じた柔軟性が求められていると説明。また、限られた予算の中での事業展開についても慎重な検討が必要であるとした。
さらに、スケートボードパーク整備については、岡部一正議員が市民からの強い要望を伝達した。特に、特定の整備場所の制約などが問題視され、利用者の意見を取り入れた柔軟な対応が模索されていることが示された。
八潮市の市民生活を支え、魅力を高めるために、これらの問題を解決するための取り組みが今後も求められると共に、議員たちが引き続き市民の声を反映した政策を推進する意義が強調された。