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八潮市議会、ワクチン接種や防犯対策に関する議論が活発化

八潮市議会の定例会では、新型コロナウイルスワクチン接種や防犯カメラの設置について議論が交わされた。市民の安全と健康を守る施策強化が求められている。
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令和3年第2回八潮市議会定例会が開かれ、新型コロナウイルスワクチン接種に関する質問が取り上げられた。

大泉芳行議員が質問した内容は、市内におけるワクチン接種の課題と体制についてであり、特に高齢者のワクチン接種体制に関する具体的な施策が求められた。健康福祉部長の香山庸子氏は、仮予約制度や予約サポート、キャンセル待ち制度についての説明を行った。特に仮予約制度は、75歳以上を対象とし、集中した予約の混乱を避ける取り組みがなされている。

また、ワクチン接種後の体制についても議論された。職域接種の導入や接種券の発送スケジュールについて、必要な改善策が求められた。香山部長は今後の接種対象拡大を見据え、基礎疾患を持つ方々の優先接種についても考慮していると述べた。これに対して、大泉議員は予約やキャンセルの効率化について強調し、さらなる改善を促した。

さらに、森下純三議員が取り上げた八潮鉱山の人材開発についても、市内の優れた人材を紹介するための取り組みが求められた。この議論では、市の魅力を広める方法や、市民参加型のイベントでのPRが提案され、市の認知度向上につながる施策が議論された。

防犯カメラ設置に関しては、生活安全部の武内清和氏が、過去3年間の犯罪件数の推移を報告し、減少傾向にあることを示した。市内に設置されている防犯カメラの効果や、住宅地域への設置の必要性についても議論がなされた。現在、防犯カメラは八潮駅周辺や小中学校周辺に設置されているが、さらなる設置が求められる状況にある。

省エネエアコンの購入助成についての提案もあった。前田貞子議員は、購入時の助成金に関する具体的な取組を促し、他市の成功事例を紹介した。助成制度を活用し、市民の快適な生活支援と地球環境への配慮が求められている。

会議の締めくくりでは、小倉順子議員がごみカレンダーの配布方法についての改善を訴え、情報提供の強化が必要であると述べた。市民に対する周知徹底が求められる中で、様々な施策が議論された。

議会開催日
議会名令和3年第2回八潮市議会定例会
議事録
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