令和4年第4回八潮市議会定例会が12月1日、八潮市議会議場で開催された。
議会運営委員会委員長の朝田和宏氏は、議会の会期を12月20日までの20日間とすることを報告し、議案第78号については質疑・討論・採決を省略し、即日可決された。
大山忍市長は、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、自宅療養者への支援と共に、感染防止対策を進めていると述べた。特に、オミクロン株対応ワクチンの接種を加速させており、11月からは保健センターで集団接種を実施している。
また、八潮市では、製品価格の高騰を受けて、民生費として子育て世帯への物価高騰対策支援金を盛り込んだ補正予算を提案した。議案第78号は歳入歳出それぞれ418億3,537万8,000円となる。
さらに、東京外環自動車道のパーキングエリアに接続する(仮称)外環八潮スマートインターチェンジの整備について、大山市長は国土交通大臣からの連結許可を得たことを報告した。これにより、整備が進む見込みであり、地域発展への期待が寄せられている。
議案第79号から104号までを一括して上程されたこれらの議案は、地域振興や市民生活向上を図る内容が含まれており、今後の審議が注目される。