令和4年6月、八潮市にて第2回定例議会が開催された。
議会の開催に際し、大山忍市長は、様々な課題が山積みされている現状を示した。特に、コロナ禍からの回復や経済の影響が強調された。市長は、新型コロナウイルスの影響を受けた支援策への対応を報告した。具体的には、低所得家庭への特別給付金の支給が挙げられている。
議会では、議題として提案された議案38号から40号までの上程が行われた。議案38号は市長等の給与に関する条例の改正、39号は職員の給与に関する条例の改正、40号は工事請負契約の締結に関するものであった。議案38号に対しては質疑がなされなかった。一方、39号に関しては池谷正議員から反対の意見が表明され、討論が展開された。具体的な理由として、職員の期末手当の引き下げが経済全体に与える影響を懸念する意見が述べられた。
議案申請の後、議会は多くの報告事項へと進む。市長の報告では、地域経済の支援策やワクチン接種の進捗状況が示された。特に、12歳以上のワクチン接種の3回目の実施状況も触れられ、スムーズな接種の推進が求められた。
議題の一つ、議会の議員報酬に関する条例改正では、議員報酬を約3.75%減額する提案があり、全会一致で可決された。市議会には21名の議員が出席し、その動向が注目された。今後の議会運営においても議員の協力が不可欠であることが示され、各議員の意見が交わされた。議会は円滑な運営に向けたさらなる取り組みが必要であると認識されている。
議会は今後、議案41号から48号に関する提案理由の説明を呼び掛け、議論を進める。特に46号の条例改正について、施行のタイミングに関する意見も交わされる可能性が高い。議会の役割と市民への情報の透明化が求められ、次回以降も注意深く議論を進めて行く必要がある。
第2回定例議会は全議題の終了をもって散会した。議会に出席した議員は全員市民のための活動に勤めていることが強調されて終了した。