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八潮市議会が令和元年度決算を原案通り可決、複数の意見書を採択

令和2年第3回八潮市議会定例会で令和元年度八潮市決算が原案通り可決され、意見書も採択されました。特に国民健康保険税の課題が議論されました。
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令和2年第3回八潮市議会定例会が、9月18日午前10時より開会した。

議事進行において、始めに特別委員会からの中間報告が行われた。公共施設整備等調査特別委員会の委員長である篠原亮太氏が発表を行った。彼は、「委員会は、新庁舎建設に関連する基本設計の調査・検討を行い、事業費削減のための代替案を了承した」ことを強調した。

続いて、議案の委員会報告が行われた。総務文教常任委員会からは、令和元年度八潮市一般会計歳入歳出決算の認定が承認されたことが報告された。林雄一総務文教常任委員長は、「原案通り可決すべきである」と述べた。

さらに、建設水道常任委員会の報告では、複数の特別会計決算も同様に原案通り可決された。大山安司建設水道常任委員長は、歳出が適切に執行されたと報告した。

討論の中では、議案第73号について賛成と反対の意見が交わされた。鹿野泰司議員は、消費税引き上げの影響を指摘し、“市民生活の応援策が必要だ”と反対した。一方、寺原一行議員は賛成し、予算執行が適正であったと評価した。

議案第74号に関しては、国民健康保険に関する決算の認定に反対意見が多く見られた。池谷正議員は高い保険税を問題視し、「負担軽減が急務だ」と訴えた。また、他の議員からも保険料軽減のための措置を求める声が上がった。

議案に対する採決が行われ、令和元年度八潮市一般会計歳入歳出決算、国民健康保険特別会計決算などの議案は原案通り可決された。続いて、意見書に関する議案として、オウム真理教に対する観察処分の更新を求める意見書が上程され、全会一致で可決した。

議会終了後、大山忍市長は、「市民生活の安定を図るため、引き続き必要な対応に努める」と述べ、定例会を締めくくった。今回の定例会は、新型コロナウイルスの対策や市財政の運営に関する重要な議案が採択されたことが特徴であった。

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議会名令和2年第3回八潮市議会定例会
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