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八潮市議会、平成30年度決算の認定を可決

八潮市議会は令和元年第3回定例会で、平成30年度一般会計歳入歳出決算を可決。議員の意見が多様なテーマで交わされた。
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令和元年第3回八潮市議会定例会が、9月20日に開催された。議会では、さまざまな議案について審議され、平成30年度の歳入歳出決算の認定、特別会計の決算、条例改正案などについて議論が行われた。

本会議での重要なテーマの1つは、「平成30年度八潮市一般会計歳入歳出決算の認定について」であった。議案に対し、「矢澤 江美子議員」から反対討論があり、反対の理由として「旧潮止揚水機場跡地の整備が不十分」との指摘がなされた。特に、地域の文化遺産の保存が求められ、市民の声を反映することが重要と強調された。

その一方、「寺原 一行議員」は賛成の立場から討論し、決算年度中の経済状況を鑑み、「歳入総額は314億円に達し、収入率は101.1%」と述べた。歳出総額の約95.7%が執行される中、引き続き自主財源の確保が望まれるとした。これらの討論を経て議案は可決された。

さらに、「八潮市国民健康保険特別会計」、「八潮市介護保険特別会計」など、その他の議案も可決された。特に介護保険については、加入者の負担軽減の意見が出され、今後の施策が注目されている。議案に対する質疑や討論においては、さまざまな視点から意見が交わされ、市民生活に直結する内容が重視された。

議会では意見書も提出され、特に高齢者の安全運転支援や緊急防災事業の必要性が訴えられた。「小倉 順子議員」は高齢者支援についての意見書を提出し、無事な移動手段の確保が求められる中、各種施策の強化を求めた。

最後に、議長や副議長の選挙が行われ、新しい体制へと移行することとなった。議長職を辞職する「朝田 和宏議員」は、在任中の御礼を述べ、市民福祉の向上に向けたさらなる努力を誓った。新議長の「岡部 一正議員」は、議会改革を進め、市民から信託を受けるため尽力する意向を示した。

議会開催日
議会名令和元年第3回八潮市議会定例会
議事録
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