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八潮市議会で介護報酬のプラス改定を求める請願が全会一致で可決

八潮市議会で介護報酬のプラス改定を求める請願が全会一致で可決され、今後の市政運営に期待が寄せられている。
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令和5年9月21日、八潮市議会の定例会が開催され、重要な議題が取り上げられた。

特に注目されたのは、介護報酬のプラス改定を求める請願に関する討論と採決である。福祉環境常任委員会から大泉芳行副委員長が報告を行い、介護現場の厳しい状況を訴えた。コロナ禍の影響を受け、介護現場で働く職員たちは感染予防に努めながら、利用者の生活を支えている。この中で、介護報酬が全産業平均に比べて低い状態であることが指摘された。実際に、厚生労働省の調査によると、介護職員の賃金が全産業平均よりも7万円も低い状態であることが詳細に説明された。

また、議会では、請願第3号が全員一致で採択された。これは「介護報酬のプラス改定を求める意見書を国に提出することを求める請願」となる。大泉副委員長は、介護は多くの人命を支える重要な業務であり、これからもより良い介護環境を整える必要性があると強調した。介護が必要な高齢者人口は増加しており、それに伴い介護職員の質の向上と処遇改善が急務であるという意見が一致した。

他にも議案に関する重要な報告がなされ、令和4年度八潮市一般会計歳入歳出決算の認定が行われ、全般的に賛成の意見が多かった。篠原亮太議員は、経済環境を考慮しつつ市政の運営が行われていることに言及し、効率化の重要性を述べた。議案第82号から第99号の一連の議案も可決され、今後の八潮市の発展につながる案件が多く見られた。

また、市長からも適切な市政運営への謝意と、今後の意見や要望を基に市政を運営する姿勢が示された。議長の辞職が発表され、新しい議長の選挙が行われ、福野未知留議員が新たに当選した。

今後も八潮市では議員派遣や各常任委員会の委員選任等の運営が進められ、市民福祉の向上が期待されている。議会運営が円滑に行われ、障害となる問題を 議論し解決していく姿勢が求められている。

議会開催日
議会名令和5年第3回八潮市議会定例会
議事録
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