令和3年第2回八潮市議会定例会が令和3年6月18日に開催された。
本会議では、委員会からの報告が行われ、多数の議案が審議された。議案の中でも特に注目されたのは、八潮市の固定資産評価審査に関する条例の改正など、5件の条例改正案であり、すべて原案通り可決された。
議案第50号、令和3年度八潮市一般会計補正予算(第3号)では、2億1,505万3,000円の追加があります。この補正予算は、生活困窮世帯への自立支援金やひとり親世帯への生活支援給付金の支給に関わるものです。また、国庫支出金については、新型コロナウイルス感染症に関連する交付金を取り込む形での追加が求められています。
さらに、議員より提出された意見書も重要な議題に取り上げられた。議第6号、教員免許更新制の廃止を求める意見書では、現場の負担が大きいことから、制度の見直しが必要との意見表明が行われた。そして、議第7号、重度心身障害者医療費助成制度の拡充を求める意見書では、多くの人々が支援を必要としている現状を踏まえた要望が盛り込まれている。
また、新型コロナワクチンに関しても、意見書が提出され、迅速な接種体制を求める声が上がりました。これに対し、多くの議員が賛同し、ワクチン接種の重要性を強調しました。しかし、教員免許更新制や重度心身障害者医療費助成に関する意見書は、各々賛成者が少数となり、否決される結果となりました。
最後に、大山忍市長が挨拶を行い、議会での議論を踏まえた市政運営の方針を示しました。市政における透明性を確保するため、今後も積極的な意見交換を推進する必要性が述べられました。会議は午前11時02分に閉会され、多くの議案が戦略的に審議され、八潮市の未来に向けての重要な方針が打ち出された。