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八潮市議会、補正予算や議員報酬改正を可決

令和元年第4回八潮市議会定例会では、一般会計補正予算や議員報酬改正等の議案が原案通り可決された。
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令和元年第4回八潮市議会定例会が、12月19日に開催された。

この日は議案の委員会報告や質疑、討論、そして採決が行われ、多数の議案が可決された。特に令和元年度八潮市一般会計補正予算の提出に対する質疑が多く寄せられた。

総務文教常任委員会の林雄一委員長は、「議案第82号は、令和元年度八潮市一般会計補正予算(第5号)について可決すべきものと決しました」と報告した。続いて、建設水道常任委員会の大山安司委員長も、同様に議案を可決すべき旨の報告を行った。福祉環境常任委員会では、議案第90号の八潮市介護保険特別会計補正予算も全員賛成で可決され、地方自治の一環としての重要な決定が下された。

特に注目されたのは、議案第92号の「議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」である。矢澤江美子議員は反対の立場とし、「勤勉手当の引き上げ分を議員の期末手当として引き上げることは、便乗値上げではないか」と指摘した。また、「人事院勧告を受けての改正は、一般企業の人事評価制度と異なるため、疑問を持つ」と述べた。その一方で、川井貴志議員は若年層を中心に一部の引き上げが求められている状況で賛成の意を示した。

また、日程の追加として八潮市印鑑条例の改正や、あおり運転に対する厳罰化、介護保険制度の見直しの意見書も提出され、各議員からの質疑が行われた。特に小倉順子議員は「あおり運転」対策の強化を訴え、「社会問題に対する国民の声が高まっている」と強調した。

最終的に議会は全ての議案を原案通り可決し、八潮市の運営に関する重要な決定が降りた。市長の大山忍氏は、議会の承認に対し感謝の意を表しながら、着実な市政運営を誓った。この定例会は、地域の将来に向けての重要な議論ができたことを示す貴重な場となった。

議会開催日
議会名令和元年第4回八潮市議会定例会
議事録
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