令和5年12月1日、八潮市議会第4回定例会が開会した。
議長の福野未知留氏は、出席議員数が21名であることを確認した後、正式に会議を開始した。会議では、会期が本日から12月20日までの20日間と決定された。議会運営委員会の岡部一正委員長は、会期中の日程について説明し、慎重な審査をお願いした。
また、請願第4号が紹介され、「（仮称）八潮市子どもの権利条例」の制定を求める内容で市民からの訴えが上がった。請願の提案者である朝田和宏議員は、子どもの権利を保障することの重要性を強調し、地域の大人が子どもの成長を支援する必要性について述べた。
議案の上程については、議案第104号から126号までが一括で提案された。大山忍市長は、特に補正予算について詳しく説明し、一般会計補正予算（第7号）では歳入歳出それぞれ1億5,706万5,000円を追加することが述べられた。大山市長は、障がい福祉サービス利用増加に伴う給付金の補正など、具体的な内容に触れた。
議案第126号では、国民健康保険税条例の一部改正が提案されており、家族に出産予定者がいる場合などの減額措置が新設されることが説明された。
会期中、具体的な議案調査や一般質問が行われ、今後の審議で市民にとってより良い結果が得られることが期待される。議会は市民の声を反映し、適切な政策決定を進める意義を再確認した。最終的に、本日の議事を全て終了し、次回に向けての準備を整える意義深い一日となった。