令和3年9月28日、八潮市議会において臨時会が開催され、市政運営の新たな展開が図られた。
本臨時会では、まず八潮市監査委員の選任に関する議案が上程された。
大山 忍市長は、議案第82号の提案理由を説明し、後任として林 雄一氏の選任を求めた。林氏は市議会議員としての実績があり、市政に関する知識も豊富であると評価された。
続いて、議長の選挙が行われ、寺原 一行議員が新たに議長に選ばれた。議長就任挨拶で寺原議長は、多くの支持を受けたことに感謝し、市民の声を反映する改革を進める考えを示した。
副議長には前田 貞子議員が選任されるなど、議会運営の重要なポジションが決定した。寺原議長は、議会の指導に当たるとともに、新型コロナウイルスへの対応を優先課題する姿勢を示した。
さらに、常任委員会と議会運営委員会の委員選任も行われ、各会派からの代表者が選出された。
また、日程にあった環境組合に関する議会議員の選挙が進行され、寺原、金子、岡部各議員が当選した。消防組合議員選挙でも寺原議長を含む4名が選出され、今後の防災対策の強化が期待される。
このように、八潮市議会の臨時会は重要な人事に関する決定を行い、新たな議会運営がスタートした。議員らは今後、市民の期待に応える施策を進める意向を示している。