八潮市議会は、令和元年第2回定例会の第11日となる会議を開催した。
本日の議題には、一般会計の補正予算や介護保険特別会計の補正予算が含まれ、大泉芳行議員が具体的な質疑を行った。
特に、議案第45号である令和元年度八潮市一般会計補正予算についての質疑では、大泉議員が地域公共交通確保維持改善事業費補助金に関する詳細な質問を提示した。
补助金の対象となる委員の選定や、有効なアンケート調査の実施期間、回収目標数について活発な議論が展開された。生活安全部長の武内清和氏は、協議会の委員構成や調査方法について説明し、関係者による意見収集を重視する姿勢を示した。
また、鹿野泰司議員からは、幼児教育や保育に関する無償化に伴う保育システムに関する質疑がなされた。子育て福祉部長の遠藤忠義氏は、無償化による保育料金の変更と実費徴収について丁寧に答弁した。
質疑の中で、回収率向上のための工夫を検討する必要性や、医療関係者の意見をどのように取り入れるかといった視点も浮き彫りとなった。議長の朝田和宏氏は、質疑への回答を通じて市議会の透明性を強調し、今後の対応を約束した。
以上の質疑を経て、議案第45号から48号までの委員会付託が決定された。議会は午前10時23分に散会し、出席した議員たちは次回の審議に向けた準備を進めることとなる。