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八潮市議会、死亡手続ワンストップ化と公用車事故対策で議論

八潮市議会では、公用車の事故件数や死亡手続のワンストップ化について質問が交わされ、市民サービス向上へ向けた対応の重要性が確認された。
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令和元年第2回八潮市議会定例会では、公用車の事故件数や死亡手続のワンストップ化についての質問が行われた。両問題は、市民の生活に直結する重要な内容であり、今後の対策が求められている。

まず、公用車の事故について、企画財政部理事の柳澤徹氏は、過去3年間の事故件数を報告した。平成28年度の人身事故は0件、自損事故は10件、物損事故は6件とのことだった。一方、平成30年度では人身事故が2件発生していることが判明した。具体的には、1件は公用車が駐車時にドアを開けた際、自転車と接触した事例で、もう1件はバック駐車中に他の車両に接触した事例だった。柳澤氏は、事故防止のために運転手および管理者への講習を行っていることも強調した。

次に、死亡手続の窓口のワンストップ化についても質疑が交わされた。生活安全部長の武内清和氏は、死亡届が出されると、健康保険や介護保険など複数の手続が必要になることを説明した。そのため、各課での手続を減らす工夫が求められることが示唆された。具体的には、別府市の取り組みを参考に、専用の窓口を設け、ご遺族の負担を軽減する方策が期待されている。

さらに、各部門間の情報共有が含まれるトラブル報告システムの導入についても検討が必要との意見があった。特に窓口でのトラブルは職員のメンタルヘルスに影響を与えることから、適切なケアと研修の重要性が再確認された。

最後に、ハッピーこまちゃんの活用についても議論が行われた。企画財政部長の前田秀明氏は、LINEスタンプの作成について説明し、他市の成功例を参考にしながら、販売計画を進める意向を示した。このように、シティセールスの推進は市民の認知度向上に寄与するとされ、多方面からの対応が進められている。

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議会名令和元年第2回八潮市議会定例会
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