令和2年第3回幸手市議会定例会が9月1日に開催され、26件の議案が上程された。木村純夫市長は、開会の挨拶において、新型コロナウイルスの影響を受けつつも、地域の発展と市政の進展に向けた協力に感謝の意を示した。
定例会では、最初に議案第49号、令和元年度幸手市一般会計歳入歳出決算の認定について報告された。市長の木村純夫氏は、この決算が市民本位の行政や未来志向の街づくりに向けた施策の実行を示すものであると強調した。具体的には、前年の決算に比べて歳入が減少し、歳出も減少したことを述べた。特に、歳入合計が173億8,834万元から171億376万7,480元へ減少し、歳出も同様に164億67万87877元となったことを説明した。
次に、議案第48号の上程が行われ、令和元年度幸手市水道事業会計未処分利益剰余金の処分に関する提案が行われた。金子勝彦水道部長は、この剰余金を全額資本金に組み入れる意向を表明した。
その後、数件にわたる補正予算案が審議された。この中で、特に注目されたのは令和2年度の一般会計補正予算であり、教育委員会の委員任命や固定資産評価審査委員会委員の選任に関する議案が提案された。市民の皆様からの意見を反映するため、透明性のある運営が求められる中、議案の可決は円滑に進んだ。
最後に、木村市長は、今後の市政の進展に向けて、引き続き市民の理解と協力をお願いした。今回の定例会は、地域発展に向けた重要な決議がなされる場となった。議員たちは、各議案について慎重かつ適切な審議を行い、総合的な意見をもって市政を支えていく姿勢を示していた。総括すると、幸手市は引き続き地域の発展を目指し、様々な議案を通じた決議が実施されることが期待されている。