令和元年第2回幸手市議会臨時会において、市長の退職が議題に上がった。
午後3時に開会し、出席した15名の議員が市長の辞意について議論を行った。
議長の宮杉勝男議員は、日程の中で市長の退職についてに触れ、
「本日、渡辺邦夫幸手市長から明日8月21日をもって退職したいとの申し出があった」と報告した。
市長の退職は、先日提出されていた不信任決議案に影響を与えた。
他の議員たちと相談の上、不信任決議案は取り下げられることになった。
その結果、議会は市長の退職について同意する形となった。
渡辺市長の退職申出書は令和元年8月20日付けで、
「地方自治法第145条の規定に基づき、明日8月21日をもって退職したい」と記されていた。
議長はこの内容を説明し、議会への同意を求めたところ、
参加議員は異議なしと承認した。
また、会期は本日1日とすることでも全員一致があった。
この日常出席した議員たちは、
議会が円滑に進行されるように互いに協力し合っていた。
会議の各議事には市長のみならず、教育長や各部門の担当者も出席し、報告事項では、
各部署の状況についての情報が伝えられた。
臨時会はすべての日程が終了し、議長が閉会を宣告したのは午後3時6分であった。