令和2年第4回幸手市議会定例会が開催された。様々な議案が上程され、いずれも可決されたことが確認された。
本定例会では、幸手市国民健康保険税条例の一部改正が承認された。この改正により、基礎課税額が54万円から57万円に引き上げられるが、医療給付分のみの引き上げであり、当市では段階的な対応を考慮した結果であるとされた。
さらに、国民健康保険出産費貸付条例の改正も可決され、貸付実績が最近はないことが報告された。後期高齢者医療に関する条例や介護保険条例の改正もタグ58名の賛成により成立した。これにより、制度の適切な運営を図ることが目指されている。
次に、指定管理者の指定に関する議案も審査された。幸手市社会福祉協議会が選定され、効率的な運営の実現が期待されている。
また、令和2年度一般会計補正予算及び各特別会計補正予算についても報告され、その内容から新型コロナウイルス感染症の影響に伴う必要な支出の見直しが行われたことが齟齬なく理解された。特に、医療分野への財政支援は今後も重視され、施策が講じられるとの見通しが示された。
最後に、木村市長が挨拶し、今後も市議会との連携を深め、市民のための施策を全力で進める意思を表明した。このような議論を経て、全ての議案が可決され、閉会が宣言された。