令和3年12月24日、桶川市議会の定例会が開催された。
主な議題は、第64号議案の訂正及び第57号議案から第65号議案までの質疑、討論が含まれている。
議長の江森誠一議員が開会を宣言し、議事日程が報告された。
まず、第64号議案の訂正が議題として取り上げられた。市長の小野克典市長は「市道の路線名に誤りがあった」と説明し、訂正を求めた。議会は異議なしと認め、訂正が承認された。
次に、第57号議案から第65号議案までが委員長報告のもと審議された。委員長の岡安政彦議員は「市部設置条例の改正」について報告。
これは市民生活部の名称変更が含まれている。質疑応答では「市民への影響は少ない」との回答もあった。
また、施行後の組織分割や人員配分についても説明が行われ、「影響はない」と強調された。
続く第59号議案、第60号議案、第61号議案に関する審議でも、議案は全会一致で可決された。特に、第61号議案は農業センター設置に関する条例であり、地域農業の振興を目的としている。
他にも、教育委員会委員の任命や監査委員の選任も同時に行われ、これら全ての議案が原案通り可決された。市長からも「必要な準備を進める」との強い意欲を表明されている。
また、欠席者はおらず、全議員が出席し、活発な議論が交わされた。市長は「新型コロナウイルスの影響も考慮し、予算執行に精一杯対応する」とのコメントを寄せ、さらなる議会の協力を求めた。
最後に、江森議長が閉会を宣言し「一年間の理解と協力に感謝する」と述べ、議会はスムーズに終了した。