令和元年9月30日に開催された桶川市議会第3回定例会では、さまざまな議題が提案された。
議事は午前9時30分に開会し、最初に議題として「開会について」が掲示された。議長の佐藤洋議員は定足数に達していると報告し、会議の開始を宣言した。次に、議事日程の報告が行われ、出席議員の確認がなされた。続いて、会議録署名議員として渡邉光子議員と島村美貴子議員が指名された。
会期については、本日から9月26日までの28日間と決定され、ご異議はなかった。
その後、諸報告が行われた。監査委員からの報告や、市長からの行政報告が続き、特に平成30年度桶川市公共下水道事業特別会計継続費の精算報告については重要な議題として扱われた。市長、小野克典氏は、「適正な事務手続を経て支出があった」と強調し、今後の対応についても言及した。
また、委員会の委員長報告では、総務常任委員会の相馬正人議員が行政視察の結果について報告し、新庄市や天童市の取り組みが桶川市にとって参考になるものであると述べた。特に新庄市では、「しんじょしラボ」による定住促進の取り組みが女性の視点で進められていることが評価され、大いに触発を受けた。
市長提出議案第49号から第69号までの議案説明があり、予算の補正や各種条例の改正が提議された。特に、市道の供用開始や財政調整基金への繰入に関する議案は、議員や市民にとって重要な情報である。議案の審議に際しては、無駄のない予算執行が求められ、市長からも強いメッセージが発信された。
これらの議案に関しては、質疑が行われ、今後の市の行動方針が問われた。議員からの具体的な質問にも応じて市は、透明性や効率性をもって応えていくとした。