令和3年12月9日、桶川市議会は第4回定例会を開催し、新型コロナウイルスに対する市の行政報告が行われた。
小野克典市長は、新型コロナウイルスワクチン接種の進捗や市の取り組みについて詳細な説明を行った。特に12歳以上の接種率は88.4%に達し、高齢者や児童への追加接種の準備も進んでいると述べられた。
また、県内での感染状況についても言及し、「引き続き新型コロナ対策を全力で推進していく」と強調した。ワクチン接種は、医療従事者から高齢者、子どもへの拡大を見込んでいるという。ワクチン接種を円滑に進めるため、県との連携を強化していることも報告された。
次に、議長の辞職と新議長の選挙が行われた。辞職した糸井政樹議員は、議長としての2年間の任期を振り返り感謝の意を表した。続いて、江森誠一議員が新議長に選出された。江森新議長は新任挨拶で、「公平公正な議会運営を目指します」と抱負を述べた。
副議長選挙では、保坂輝雄議員が選出され、同様に新たな職務に対する意気込みを語った。議長と副議長の交替により、議会は新体制での運営をスタートさせる。
また、会期中に議論される市長提出議案も数知らずおり、行政報告の中で特に新型コロナウイルス関連の施策が重要視されている。市民生活への影響が大きな状況の中、市としての支援体制が問われている。様々な新政策の提案が進む中で、議会としての承認と実行に向けた動きが期待される。
さらに、市長が提出した一般会計補正予算についても結論が出され、無事可決された。これにより、感染症対策に向けた資金が確実に確保されることとなる。今後の進捗を見守る必要がある。