令和6年3月定例会(第1回)が、桶川市議会において行われた。
出席した議員19名が出席し、市長提出議案について質疑と討論が行われた。議題に上がった中で、第11号議案である令和5年度桶川市一般会計補正予算について特に注目された。
近本議員(9番)は、歳出の中でも通信運搬費が19万3,000円に上っている理由を尋ねた。特にこども加算に関する費用配分について疑問が呈された。社会福祉課長の那須美映氏は、12月議会で承認された給付金の対象世帯に関連した追加支出の詳細を述べた。
北村議員(5番)は、今回の国庫補助金の流れについて詳しく教えて欲しいと問い、市の補助金のスケジュールについても質疑した。課長は、国の補助金が2月下旬から3月に入金する見込みであると説明し、国庫補助の具体的な流れについても述べた。この質疑を通じて、桶川市が市民の福祉を優先する姿勢が示された。
また、北村議員が取り上げた道路事業の補助金につきましては、全ての事業が執行されていると事務局から報告があり、今後も進捗が確認されていくとのことでした。加えて、商工費についても先の議論で市の支援金が減少していることが懸念され、事業者への支援が求められた。
さらに、健康推進部門の給付金関連事業も言及され、予想以上の減額があり、その理由として新たに推進された取り組みが示された。また、地域福祉計画策定や新型コロナワクチン接種事業に関する報告もあり、それぞれの事業が進められる中での課題や進捗状況が浮き彫りになった。
様々な議題で意見が交わされる中、次回議会の動向について、市民に耳を傾けつつ関係者の意見を考慮した上で進行する姿勢が強調されている。今後の取り組みが注目される。